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優良施工業者との上手な付き合い方

外壁・屋根塗装塗装の豆知識 2021.03.04 (Thu) 更新

こんにちは☺

北村塗装店です(*’ω’*)💛

今回は、「優良施工業者との上手な付き合い方」をテーマにお話をしていきます!!!

①塗装選びを業者任せにしない

塗装を選ぶ際にはあなたが自分で決めましょう。特に「一番いいものを使いますのでご安心ください」といった甘いセリフには注意が必要です。何度も申し上げている通り、口約束はしないことが大前提です。塗料を決める際にも、契約書に塗料メーカー名と名前が記入されているかにも注意しましょう。また、契約書に書いてある塗料と実際使用している塗料が違うこともあるので、きちんと確認しましょう!!

その際は、塗装している時に塗料缶を確認すると良いでしょう。仮にその時にあなたの知らない塗料であったとしても、後でメーカーに確認して調べることができるのでメモしておきましょう。

 

種類 特徴 塗り替え目安

 

 

 

 

 

耐久性による分類

油性塗料 主に木部や鉄部に使用。いわゆる「ペンキ」と呼ばれるもの。 3年から4年
アクリル塗料 外壁を塗装する場合に用いられる最も一般的な塗料。安価なため一般住宅のほとんどで使用されている。 6年から7年
ウレタン塗料 アクリル塗料に較べ、耐久性に優れる。大手マンションの塗り替え工事では標準的に使われている。 8年から10年
シリコン塗料 ウレタン塗料に較べ、耐久性に優れる。 13年から14年
フッ素塗料 シリコン塗料に較べ、耐久性に優れる。高層ビルの外壁パネルの塗装などに使用されている。 15年から20年

上記はリフォーム産業新聞社発行の主な塗料の性能表になります。安価な油性塗料から高価なフッ素塗料まで、主に使用する塗料は概ねこの5種類ですので、覚えておくとよいでしょう。

※フッ素や高触媒といった高額な特殊塗料はランニングコストがかからず長持ちするという傾向がある

特殊塗料の価格が高い理由は、それぞれ一般の塗料にはない性能を持ち、高い性能を長く維持できるからです。特殊塗料は高額ではありますが、性能を考慮したランニングコストという概念では、お得になる場合があります。ランニングコストとは一言で言うと維持費ということです。車の購入する際に燃費を気にするように、光熱費を抑えるためにオール電化や太陽光発電を使用するように、私たちは日々の生活の中でガソリン代や光熱費にはとても敏感になっています。しかし、外壁塗装ではなかなかそのような考えで塗装工事を行う施主さんがいないというのが現状です。上記の表にもあるように塗料によって耐用数が大きく異なります。耐用年数の低いものは3年から4年の油性塗料から、耐用年数の高い15年以上耐久性があるといわれているフッ素塗料まで様々です。

どのような塗料であっても、時間の経過と共に劣化しますので、再び塗り替えの時期がやって来ます。それまでのランニングコストを考慮した塗料選びも塗装工事の際の重要ポイントとなってきます。

例えば、耐用年数5年の塗料ですと、20年の間に4回塗り替えることになります。しかし、耐用年数が10年の塗料であれば20年の間に2回塗り替えでよいことになります。

ここで問題になるのが耐用年数が2倍になったとしても、塗装工事費用は2倍にならないということです。塗装工事費用を大半を占めるものは足場代や職人の人件費です。なので、仮に耐用年数5年の塗料の塗料での工事価格が90万円だとすると、20年間で360万円となり、耐用年数10年の塗料での工事価格が130万円だとすると、260万円となります。この差も考慮した上で最適な塗料選びをすることをおススメします!