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コンクリートの爆裂補修について⚡

塗装について 2022.05.30 (Mon) 更新

こんにちは👷

香川県高松市 外壁塗装 屋根塗装専門店 北村塗装店です🐘

 

最近暑いですね・・・・( ノД`)シクシク…

もうそろそろ梅雨に入り、夏になりますね(´;ω;`)ウッ…

熱中症対策に十分に注意をしてお過ごしください(・o・)!!

 

今回は、コンクリートの爆裂の原因と補修についてお話をしていきます(*^-^*)🎵

 

コンクリート爆裂の原因と補修方法

最近ひび割れ箇所がひどくなってる、ひび割れ箇所から鉄が錆びた水が垂れている、壁がプクッと膨れているなどでお悩みではないでしょうか?またコンクリートの欠落がおきてないでしょうか?それはコンクリート爆裂という現象の一部です。そのままにしてしまうと状況はどんどん悪化していきます。今回は、コンクリート爆裂とは何か、原因・補修のやり方などお伝えしていきます。

 

 

コンクリート爆裂とは

建築物が古くなってくるとコンクリートの壁面にもクラック(ひび割れ)が発生します。発生したクラック(ひび割れ)には、雨水や空気が侵入しやすくなり、そのためコンクリート内部の鉄筋が錆びてきます。錆始めた鉄筋は次第に体積を膨張させます。この鉄筋の体積増加によってコンクリートは内部から破裂します。この現象を爆裂と呼び、破裂した部分をコンクリート爆裂といいます。

 

このように鉄筋がコンクリートを押し出し崩れてしまって、鉄筋がむき出しになっていて、崩れた場所から錆びた水が垂れてしまっています。

 

コンクリ―ト爆裂の原因

外壁に例えるとコンクリートは収縮でクラック(ひび割れ)がおきます。そのクラック(ひび割れ)に雨水や炭酸ガスが侵入するとコンクリートの中性化が進み、時間と共に中の鉄筋に錆が発生します。錆によって鉄筋の体積が膨張していき、錆の力で鉄筋周辺のコンクリート片を押し出してしまいます。重度の場合、中の鉄骨が露出、コンクリートが欠落してしまう恐れもあります。コンクリート内部から錆びた水が流れ、美観にも支障をきたしてしまいます。

 

 

コンクリート爆裂の補修手順

コンクリート内部から錆びた水が流れている、鉄筋が腐食し錆が膨張してコンクリートが浮いている箇所、既にコンクリートが剥がれて鉄筋が露出している箇所を調査していきます。

 

補修箇所をハンマー等で落とし、鉄筋を露出させ、ブラシ等で錆を落とします。

錆を少しでも残してしまうと再発してしまう恐れがあるので錆は残さずキレイにします。

鉄筋部分に錆止め塗料などを塗布し、防錆処理を行っていきます。

補修箇所にモルタルを塗布し埋め戻していきます。

補修後は塗装し面調整していき完成です。

 

コンクリート爆裂の補修で気をつけること

コンクリート爆裂は中途半端な補修をしてしまうと、鉄筋が錆びたままモルタルでフタをすることにもなるため、徹底的にコンクリートが弱くなってしまっている部分と鉄筋の錆の除去を行い補修していきます。鉄筋の錆が残っていると錆はまた膨張していくため、錆は全て除去しなくてはまたコンクリート爆裂は起きてしまいます。補修中も爆裂部分の鉄筋には高性能な錆止め塗料にて処理を行い、モルタルなどで補修しコンクリート爆裂の再発防止をしていきます。内部鉄骨が錆びて膨張することにより発生するコンクリート爆裂は建物の劣化と共に生じます。建物の劣化は避けられませんが、このような爆裂や劣化を放置すると崩落、排水管などの損傷、電気系統の事故などにも繋がります。

 

 

まとめ

コンクリート爆裂について少しでもご理解いただけたでしょうか。コンクリートの爆裂の早期発見・早めの補修・爆裂の原因となるクラック(ひび割れ)が周辺部にある場合、小さいものも見逃さず補修していくことで、再発防止もしていきましょう。小さなクラック(ひび割れ)から欠落という事故にあらないためにも定期的な点検や補修を行っていきましょう。

 

 

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