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【香川県で屋根リフォームをお考えの方へ】屋根の漆喰とは?劣化症状や補修の必要性を徹底解説

屋根漆喰 2026.06.15 (Mon) 更新

【香川県で屋根リフォームをお考えの方へ】屋根の漆喰とは?劣化症状や補修の必要性を徹底解説

日本の住宅で古くから親しまれている瓦屋根。

その瓦屋根を支える重要な部材のひとつが「漆喰(しっくい)」です。

しかし、漆喰は屋根材のように目立つ部分ではないため、

劣化に気付かないまま放置されているケースも少なくありません。

実際に屋根点検を行うと、「瓦は問題ないのに漆喰がボロボロになっている」という住宅は数多く見られます。

漆喰の劣化を放置すると、瓦のズレや雨漏り、さらには棟の崩れにつながることもあります。

今回は、屋根の漆喰の役割や劣化症状、補修工事の必要性について詳しく解説します。


そもそも屋根の漆喰とは?

漆喰とは、瓦屋根の棟(むね)部分に使用されている白い建材のことです。

瓦屋根の頂上部分には「棟瓦」が積み上げられており、

その内部には葺き土(ふきつち)と呼ばれる土が入っています。

漆喰はその葺き土を保護し、雨風から守るために施工されています。

普段は地上から見えにくい部分ですが、瓦屋根の耐久性や防水性能を維持するために欠かせない存在です。


漆喰の主な役割

雨水の侵入を防ぐ

漆喰の最大の役割は防水です。

棟の内部にある葺き土が雨水にさらされると、徐々に流出してしまいます。

漆喰はその土を覆い、雨水が内部へ侵入するのを防いでいます。

もし漆喰が剥がれてしまうと、棟内部へ雨水が入り込みやすくなり、屋根全体の劣化を早める原因になります。


棟瓦を支える

漆喰は棟瓦を固定する補助的な役割も担っています。

棟瓦は屋根の最も高い位置にあるため、強風や地震の影響を受けやすい部分です。

漆喰が健全な状態であれば棟全体の安定性が保たれますが、劣化が進むと瓦がズレたり崩れたりするリスクが高まります。


葺き土の流出を防ぐ

棟内部にある葺き土は瓦を支える重要な材料です。

漆喰が劣化すると葺き土が露出し、風や雨によって少しずつ流れ出してしまいます。

葺き土が減少すると瓦を固定する力が弱くなり、棟の崩壊につながることもあります。


漆喰はなぜ劣化するのか?

漆喰は耐久性の高い材料ですが、永久に持つわけではありません。

屋根の上で常に紫外線や雨風にさらされることで徐々に劣化していきます。


紫外線による劣化

香川県は全国的に見ても日照時間が長く、夏場は特に強い紫外線が降り注ぎます。

長年紫外線を受け続けることで漆喰の表面が硬化し、ひび割れが発生しやすくなります。


雨風による劣化

漆喰は風雨による浸食も受けます。

台風や強風を伴う大雨が続くと、表面が少しずつ削られ、剥がれや欠けが発生することがあります。


地震や建物の揺れ

地震や強風による建物の揺れも漆喰に負担を与えます。

特に築年数の古い住宅では、細かな振動の積み重ねによってひび割れが生じることがあります。


漆喰が劣化した時の症状

次のような症状が見られた場合は注意が必要です。

漆喰にひび割れがある

最も初期段階の劣化症状です。

小さなひび割れでも雨水の侵入口になる可能性があります。


漆喰が剥がれている

漆喰が剥離すると内部の葺き土が露出します。

この状態になると劣化スピードが一気に進みます。


漆喰が落下している

地面に白い破片が落ちている場合、漆喰が崩れている可能性があります。

放置すると棟瓦のズレにつながるため注意が必要です。


葺き土が見えている

漆喰が完全に失われると内部の土が見える状態になります。

早急な補修が必要なサインです。


瓦がズレている

漆喰の劣化が進行すると棟瓦を支えきれなくなります。

その結果、瓦のズレや傾きが発生します。


漆喰補修を放置するとどうなる?

「少し剥がれているだけだから大丈夫」と考えて放置するのは危険です。

劣化した漆喰をそのままにすると、

  • 雨漏り
  • 棟瓦のズレ
  • 棟の崩壊
  • 葺き土の流出
  • 屋根全体の補修費増加

といった深刻なトラブルにつながります。

特に雨漏りが発生すると、屋根だけでなく天井や壁、下地材まで被害が広がる可能性があります。


漆喰補修のタイミング

一般的に漆喰の寿命は15〜20年程度といわれています。

ただし立地環境や施工状況によって異なります。

次のような場合は点検をおすすめします。

  • 築10年以上経過している
  • 一度も屋根点検をしていない
  • 台風後に異常を感じた
  • 漆喰の欠けが見える
  • 地面に白い破片が落ちている

早期発見によって大掛かりな工事を防ぐことができます。


香川県で瓦屋根のメンテナンスが重要な理由

香川県は比較的降水量が少ない地域ですが、強い紫外線や台風の影響を受けやすい地域でもあります。

また、海沿いでは潮風による塩害の影響もあります。

こうした環境は漆喰の劣化を早める要因になるため、定期的な点検が重要です。

屋根は普段見えない場所だからこそ、異常がないうちにメンテナンスを行うことが住宅を長持ちさせる秘訣です。


まとめ

漆喰は瓦屋根の防水性や耐久性を支える重要な部材です。瓦そのものは長寿命ですが、漆喰は経年劣化によってひび割れや剥がれが発生します。

劣化を放置すると雨漏りや棟瓦の崩れにつながり、結果的に大規模な修繕工事が必要になることもあります。

香川県で瓦屋根の住宅にお住まいの方は、築10~15年を目安に屋根点検を受けることをおすすめします。定期的な漆喰補修を行うことで、瓦屋根本来の耐久性を維持し、大切な住まいを長く守ることができます。早めのメンテナンスが、将来の修繕費用を抑える最も効果的な方法といえるでしょう。