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屋根葺き替え工事(ガルバリウム鋼板)

屋根葺き替え工事 2026.01.17 (Sat) 更新

こんにちは(^^)/

香川県外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店北村塗装店です🐘

1. 屋根葺き替えの基本

屋根葺き替えとは、既存の屋根材と必要に応じて下地材を撤去し、新しい屋根材に取り替える工事です。主な目的は以下です:

  • 老朽化による雨漏り対策

  • 耐久性・耐震性の向上

  • 断熱・遮熱性能の改善

  • 建物の美観・資産価値向上

葺き替え工事は「既存屋根材の撤去」「下地補修」「新規屋根材の施工」「仕上げ」の順で行います。

2. ガルバリウム鋼板とは

2-1. 材質と特徴

  • 構造:鋼板に亜鉛・アルミニウム・シリコン合金メッキを施した金属板

  • 耐久性:耐食性が高く、20〜30年程度持つ

  • 重量:瓦の1/5〜1/6程度で軽量

  • 施工性:軽く、加工や切断が容易

  • デザイン性:立平葺き、横葺き、瓦棒葺きなど多彩

  • メンテナンス:錆びにくく、基本的に定期塗装不要

2-2. メリット

  • 耐久性と耐食性が高い

  • 軽量で耐震性向上

  • 雨漏りリスクを下げられる

  • 見た目がモダンで自由度が高い

2-3. デメリット

  • 断熱性・遮音性はやや劣る(断熱材併用が推奨)

  • 強風や飛来物で板が浮くことがある(施工の固定が重要)

  • 初期費用はスレートやコロニアルより高め

 

3. 屋根葺き替え工事の具体的手順

3-1. 足場の設置

  • 高所作業の安全確保のため必須

  • メッシュシートで落下物を防ぐ

3-2. 既存屋根材の撤去

  1. 瓦・スレート・古い金属屋根材を剥がす

  2. 棟板金・雨押えも撤去

  3. 廃材を分別・運搬

注意点

  • 撤去作業中に雨水が入らないよう仮設シートを敷く

  • 重量物の廃棄にはクレーンやコンテナを使用

3-3. 下地補修

  • 野地板の腐食や反りの確認

  • 必要に応じて張替え(構造用合板12〜24mmが一般的)

  • 防水紙(ルーフィング)の新設

    • 透湿ルーフィングを使うと結露対策に有効

    • 二重敷きで耐久性を上げることもある

3-4. ガルバリウム鋼板の施工

工法の種類

  1. 立平葺き(タテ平葺き)

    • 板を縦方向に並べ、継ぎ目を折り曲げ固定

    • 高級感があり耐久性・耐風性も高い

  2. 瓦棒葺き

    • 金属棒の上に板を固定

    • レトロ・和風建築にも合う

  3. 横葺き

    • 板を横方向に並べ、金具やビスで固定

    • 安価だが耐風性はやや低い

施工のポイント

  • 板同士の重なり(雨仕舞い)を十分に確保

  • 棟や谷の板金処理を丁寧に行う

  • ビスやクリップでしっかり固定し、浮き防止

3-5. 棟板金・雨押え設置

  • 屋根の頂点(棟)や谷部分に雨水侵入防止板金を施工

  • シーリングやコーキングで隙間を防ぐ

3-6. 雨樋・仕上げ

  • 雨樋の再設置または補修

  • 施工後の水はけ確認、金具の緩みチェック

 

 

4. 施工上の注意点

  1. 勾配の確認

    • 立平葺きは3寸以上、瓦棒葺きは2寸以上が目安

    • 緩い屋根は雨水が溜まりやすく施工不向き

  2. 断熱・遮音対策

    • 金属屋根は夏は熱く、雨音が響きやすい

    • 断熱材・遮音シート併用で快適性向上

  3. 固定方法

    • ビスやクリップの種類・間隔を守らないと強風で板が浮く

    • 棟板金は特に風の影響を受けやすいので注意

  4. 施工時期

    • 雨天・雪期は施工不向き

    • 気温0℃以下ではシーリングの接着不良に注意