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香川県での外壁・屋根・その他補修のメンテナンスは北村塗装店へ

塗装について外壁・屋根塗装 2025.12.11 (Thu) 更新

こんにちは。香川県高松市を拠点に、地域密着で建物の外装・防水工事を手掛ける 北村塗装店 です。

私たちは、外壁・屋根の塗装、シーリング(シール)工事、板金工事、雨漏り補修まで、

建物の「守る」部分を一手に引き受ける体制を整えております。

住まいを長持ちさせるためには、それぞれの工事をバラバラに行うのではなく、

総合的な視点で適切なタイミングと組み合わせで施工することが肝要です。


1. シーリング工事(シーリング/シール工事)の意義と重要性

シーリングって何?その役割とは

建物の壁材と壁材の継ぎ目(目地)や、窓枠まわり、外壁と屋根の取り合い部などには隙間があります。

これを塞ぎ、建物内部への水や湿気の侵入を防ぐのが シーリング材(シール材)であり、

これを交換・補修する作業が シーリング工事 です。

シール材には弾性があり、建物の微妙な動きや温度変化による伸縮にも追随する性質が求められます。

良好なシーリングは、雨水の侵入を防ぐ「防水性」、外気との気密性、断熱性の補助、

そして建物の寿命延長という観点から非常に重要です。

劣化のサインとリスク

シーリング材は、設置から年月が経つにつれて次のような劣化症状が現れます

  • ひび割れ・クラック

  • 硬化・弾力性がなくなる

  • 剥離・隙間・浮き

  • 色落ち・変色

  • 表面に粉 (チョーキング現象)

これらを放置すると、雨水が建物内部へ侵入し、外壁材や構造材、断熱材の劣化を進行させます。

最悪の場合、雨漏りや内部躯体の腐食、カビ発生、断熱材の劣化などを招くこともあります。

打ち替え/増し打ちの違い

  • 打ち替え:既存シール材をすべて撤去して新しい材に入れ替える工法。下地の接着状態が悪い場合や劣化が進んでいる場合に適しています。

  • 増し打ち:既存シール材の上から補填する工法。既存材の密着性が良好な場合、コストと作業性の面で選ばれることがあります。

北村塗装店では、現地調査でシール材の状態・密着性を確認し、最適な工法をご提案いたします。


2. 外壁塗装・屋根塗装の意義と役割

外壁塗装の基本機能

  1. 防水保護:外壁材に塗膜を与えることで風雨・紫外線の影響を遮ります。

  2. 耐候性維持:色あせ・劣化を防ぎ、外観を保つ役目。

  3. 断熱・遮熱の補助:適切な塗料を選ぶことで、室内温度上昇を抑えられる場合があります。

  4. 建物寿命維持・資産価値保全:外壁の劣化を防ぎ、長期間状態を良好に維持することで資産価値を守ります。

屋根塗装の役割と注意点

屋根は、日差し・雨雪・風など、外装で最も過酷な条件にさらされる場所です。

屋根塗装には以下のような目的があります

  • 遮熱・断熱効果:特に夏場の屋根温度上昇を抑え、室内環境の改善へ

  • 防水性の回復:屋根材と重ね葺き・板金の接合部などの密閉性を高める

  • 耐久性の向上:塗料によっては金属面の腐食防止機能も持つ

ただし、屋根形状や素材、勾配、既存状態(劣化具合、漏水リスクなど)によっては、

塗装だけでは十分でないケースもあります(例:屋根材の金属板の浮き、破損、板金部の劣化など)。


3. 板金工事とは?屋根・外壁との関係

板金工事の定義と範囲

板金工事とは、金属板(ガルバリウム鋼板、カラー鋼板、銅板など)を使って、

屋根の棟(むね)、谷(たに)、ケラバ、軒先、壁との取り合い部、

水切り、庇(ひさし)などの施工・補修を行う仕事です。

外壁や屋根との関係が密接で、塗装やシーリングだけでは対応できない金属部の劣化・防水性回復を補う役割があります。

なぜ板金工事が必要?

  • 雨水の流れをコントロール(集水・排水経路を確保)

  • 接合部・取り合い部の防水確保

  • 金属部の錆・破損・変形対応

  • 雨漏り経路を断つ補修

塗装やシーリングだけでは「見た目・膜」での保護になりますが、

板金工事を組み合わせることで、構造的な補強・雨水の流れ制御も行えて、

トータルな外装性能を高めることができます。