外壁塗装役割
こんにちは👷
香川県高松市外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店
北村塗装店です🐘♪
外壁塗装の役割
住宅の外壁に使われている素材は、モルタルや、サイディングと呼ばれる、ボード状の外壁材が一般的です。外壁の下地は、塗装による皮膜で守られていますが、年月とともにこの塗装は劣化し、はがれたり、ひび割れたりします。皮膜が破れると下地にまで影響が及び、柱や土台といった住居の構造部分まで劣化させてしまうこともあります。
外壁塗装の工事には、もちろん住宅をきれいに見せる効果があります。しかしそれだけではなく、外壁の塗装膜の性能を維持し、家の構造と寿命を長持ちさせること、ひいては資産価値を高めることも目的になるのです。
外壁塗装の種類・耐用年数は?
環境や使われている塗装材の耐久性によりタイミングは変わってきますが、モルタル壁の場合は、10年前後で塗装材を塗り替えるのが一般的です。下地のモルタルに問題がなければ、塗装を10年前後ごとに繰り返すことで長期間性能を保ち続けます。サイディングの場合も、塗装材の種類にもよりますが、塗り替えのタイミングは10年前後、サイディング自体の交換は25~30年が目安になります。
外壁に生じるトラブルとその原因、対策
一般的な時期の目安のほかにも、外壁には、いくつか塗装タイミングの目安となる現象が起こります。以下の表に、現象とその原因をまとめてみました。色あせや汚れのほか、こうした状態が確認できたら外壁塗装を検討しましょう。
外壁塗装の目安となる状態
状態 | 詳細 | 発生する下地 | 原因 |
---|---|---|---|
ヘアクラック | 下地ではなく、塗膜にごく細いひびが入る | モルタル サイディング |
塗膜の劣化 |
クラック | 下地がひび割れる | モルタル | 乾燥によるモルタルの収縮、もしくは建物の構造的な歪み |
チョーキング | 壁全体にチョークのような細かい粉がふく | モルタル サイディング(窯業系) |
紫外線・熱などで塗膜の樹脂が分解されて劣化し、顔料が粉状になって残る |
シーリングの痩せ ひび割れ | 接合部・目地にひび割れが入る | サイディング | シーリング材の劣化、サイディングの反り |
白サビ | 壁に白い細かな粒が現れる | サイディング(金属系) | サイディングの鋼板を保護しているめっきの腐食 |
モルタル壁のリフォームは、塗装材の選択がポイント
モルタルの外壁で目につきやすいトラブルはひび割れ(クラック)でしょう。とくに破風の部分に生じたものや外壁を横に走るひび割れの場合は雨をため込みやすく、下地の傷みを早めます。大きなひび割れには弾性のある充填剤や塗料を塗りこんで対応することになります。
長い目で考えると耐久性の高い塗料を選ぶほうがお得とも考えられますが、ひび割れのチェックなどのメンテナンスを怠ると、せっかくの耐久性も半減してしまいます。費用だけでなく、塗料の特長(遮熱・断熱塗料と呼ばれるものもあります)や、下地の処理方法、塗り回数(2度塗りか3度塗りか)など、施工内容も確認して塗料を選ぶようにしましょう。
サイディングにも「塗り替え」やメンテナンスが重要
「うちはサイディングだから塗り替えは不要」「サイディングは長期間メンテナンスフリー」と勘違いされている方はいませんか? サイディングであっても、表面は塗装による皮膜に守られています。つまりモルタル壁と同様にチョーキングや、金属系サイディングでは白サビ・ひどい場合には赤サビが起きます。そのため、定期的に樹脂系素材を塗り替える必要があるのです。塗料自体はモルタルのものとおおむね同じですから、塗装工事の参考にしてください。定期的に塗り替えをすれば、サイディング自体は25~30年は使うことができます。
また、サイディングの継ぎ目・目地を埋めているシーリング(コーキング)も劣化するため、防水加工を定期的に行う必要があります。継ぎ目にひび割れが目立ってきたら雨が浸水している可能性もあります。この部分だけでも修繕してはいかがでしょうか。
おしゃれな外壁にしたいなら、理想のイメージを明確に!
外壁には住宅を守る役割もありますが、住まいの外観を大きく左右するものです。せっかくリフォームするなら、おしゃれな外壁にしたいですよね。
全体の塗り替えはもちろん、1階と2階で色を塗り分けたり、サイディングの張り替えでレンガやタイル風の外壁にしたりすることもできます。
外壁塗装・外壁リフォームの施工事例
どんな外観にしたいのか、まずはリフォーム事例を見ながら理想の外壁をイメージしてみましょう。
施工業者に相談する際にも、言葉だけでなく写真を見せることで理想のイメージを伝えやすくなり、より希望に近い提案をしてもらえるかもしれません。ぜひご活用ください。