塗替えの際に気を付けなければいけないこと
本日はあまり気持ちがいい話ではありませんが手抜き工事についてお話します!
外壁塗装工事、屋根塗装工事で、手抜きが起こる原因の1つに
元請け業者が下請けに仕事を出す場合、十分な工事費用が支払われない事が上げられます。
下請け業者は1現場ごとにいくらという契約をむすんでいる事がほとんどなので、
1つの現場を早く終わらせれば、次の現場を行うことが出来ます。
ですから売り上げを少しでも上げる為には、出来るだけ早く現場を終わらせる必要があるのです。
そうすると「手抜き工事をしてでも早く終わらせよう」と思っても不思議ではありません。
全ての下請け業者がそうだとは言いませんが手抜き工事を行う業者は確実にいるのも事実です。
そうはいっても元請け業者も手数料(中間マージン)を減らすことは出来ません。
新規の顧客を獲得するために多額の広告宣伝費が掛かっていますし、
雇っている営業マンを含めたくさんの従業員の給料を払わなければいけません。
つまり元請け業者も元請け業者である程度は目をつぶってでも、
費用の安い下請けに頼らざるを得ないのです。
それでは手抜き工事というのはどのようなものなのか?
※塗料を塗る回数を減らす。
塗装した後では専門家が見ても分からないため、最も手抜きが出やすい箇所になります。
どこの工程を減らすのかというと、中塗りの工程を省きます。
特別な場合を除いて一般的には
「下塗り」
「中塗り」
「上塗り」
と三回に分けて塗っていきます、塗膜に十分な厚さが無いと塗料の性能が十分に発揮されないからです。
塗装の工程では、まず1回目にプライマーやシーラーと呼ばれる下地材を塗って(下塗り)
その後2回に分けて塗料を塗って(中塗り、上塗り)いきます。
中塗りと上塗りで塗る塗料の色は通常同じなので、仮に一回で済ませたとしても塗った後では見分けがつきません。
実際には外壁塗装工事、屋根塗装工事の専門家でない一般的の方が手抜き工事かどうかを、
見抜くのは簡単ではありませんし、工事期間中ずっと監視するわけにもいきません。
つまり手抜き工事を避けるには、当たり前すぎるのですが、手抜き工事をしない業者を見つけることが一番の解決策になります!
例えば・・・
外壁塗装工事、屋根塗装工事、防水工事専門店専属職人での工事
現場監督の有無
工事工程や細かい報連相の方法
打ち合わせ内容の見える化
など・・・挙げればきりがありませんが、
つまりどの様な取り組みを行っているのかに注目していただければわかりやすいのではないかと思います。
当社のおきましては施工について分かるようにお伝えさせていただきますので、担当にご確認いただけたらと思います。