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外壁塗装基準😀

こんにちは(‘Д’)♪♪

香川県高松市外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店

北村塗装店🐘💛

 

みなさん、こんにちは☆彡

大切な自宅を守るために必要な外壁塗装。ではどのタイミングで塗装すればよいのでしょうか。

外壁塗装の適切なタイミングを知るためには、3つの目安を基準に検討していきます。

 

  1. 「年数」を基準に塗装する
  2. 「季節」を基準に塗装する
  3. 「劣化症状」を基準に塗装する

 

外壁塗装は永久にきれいな状態を保つことはできません。

どんなに優れた機能をもつ塗料でも、いつかは劣化して効果を発揮できなくなります。

 

以下で紹介する「3つのタイミング」を参考にして、あなたの自宅の外壁の状態に合わせた塗装プランを考えてみましょう。

塗装のタイミングの目安は「年数」を基準に考えると判断しやすいです。基準にする「年数」には、以下の3つがあります。

 

  1. 家を建ててからの年数
  2. 前回外壁塗装をしてからの年数
  3. 外壁材の耐用年数

 

気候や環境の違いで劣化の症状や進行スピードに差が出ることもありますが、目安として「3つの年数」を基準に外壁塗装を検討してみましょう。

一般的な目安は築10年

一般的な外壁塗装は築10年が目安です。一般住宅の外壁塗装にはシリコン塗料が使用されていることが多く、塗料の耐用年数をふまえて「築10年」が塗り替え時期と言われています。

 

10年ごとに外壁塗装をすることで美観を保つことができ、劣化を最小限に防ぐことができます。建物を良い状態で維持できるため、資産価値を高めることも可能です。

 

外壁材や建物の劣化を防ぐために、塗料の効果が薄れる「築10年」を目安に外壁塗装を検討しましょう。

塗装タイミングの目安は「季節」を基準に判断することもできます。外壁塗装は年中おこなえますが、気温や気候に影響されやすい工事です。

 

季節ごとのメリット・デメリットは以下の表のとおりです。

 

季節

メリット

デメリット

(3~5月)

気温や湿度が安定していて
塗装に適した季節

春雨前線による天候悪化で
工期が延びる可能性がある

(6~8月)

気温が高く塗料の乾きが早く
作業効率が良い

6、7月は梅雨時期、8月は台風の影響で
作業困難になる可能性がある

(9~11月)

気温や湿度が安定。
塗装に適した季節。

9月は台風の影響で
作業困難になる可能性がある

(12~2月)

雨が少なく空気が乾燥。塗料が乾きやすい

凍結・降雪で
工期が延びる可能性がある

どの季節にもメリットはありますが、以下の「2つの季節」を参考にして外壁塗装を検討することをおすすめします。

 

外壁塗装に向いている季節は春と秋

 

気温や気候、天候が安定している春と秋は、外壁塗装のタイミングとして最適な季節です。

 

外壁塗装は「気温5℃以上」「湿度80%以下」の環境で作業することが適しており、この環境にぴったりの季節が春と秋です。

 

安定した気温は作業がしやすく、湿度が低く塗料が乾きやすいため外壁塗装に向いています。その一方で業者の繁忙期とも言える季節なので、あなたの希望通りのスケジュールが組めない可能性もあるでしょう。

 

依頼する際は、業者のスケジュールを確認する必要があります。

 

また地域によっては雪や台風の影響を受けやすい時期でもあるため、お住まいの地域の気候に合わせて検討してみてください。

業者が比較的空いている時期は冬~夏

 

春と秋は業者の繁忙期のため、冬~夏にかけては比較的空いている時期になります。

 

天候が不安定な時期だと工期が延びる可能性もありますが、業者のスケジュールに余裕があることで融通が利きやすいというメリットもあります。

 

特に1、2月は塗装業界の閑散期にあたり、スケジュールに余裕がある業者が多くなります。なるべく早く工事を終わらせたい場合や希望する日程がある場合は、1、2月に外壁塗装をすることもおすすめです。

 

ただしタイミングによってはお盆や年末年始の休みと重なることがあるため、通常よりも工事期間が長くなる可能性があることも頭に入れておきましょう。

塗装タイミングの目安は「劣化症状」を基準に判断することもできます。築年数や耐用年数の目安に達していなくても、外壁に劣化が見られる場合は塗装をするサインです。

 

紫外線や雨風のダメージを受けて劣化した塗料は、外壁を守ることができません。放置しておくと外壁が劣化し、さまざまな症状が起こる恐れがあります。

 

外壁の劣化度合で適する塗装タイミングや作業方法が変わるため、外壁の「劣化症状」は重要な判断基準と言っても過言ではありません。以下の「4つの劣化症状」が自宅外壁にが起きていないかチェックしてみてください。

チョーキング現象が起きている

チョーキング現象とは、塗料の寿命が原因で起こる劣化症状のことです。外壁を手で触ってチョークのような粉がついたら、チョーキング現象が起きていると判断できます。

 

塗料は紫外線や雨風に長期間さらされることで劣化し、塗料の成分が粉状になって表面に現れます。防水効果が失われているため、外壁を劣化要因から守ることができません。

 

放置しておくと外壁材に直接雨水が染み込み、以下のような症状が起こります。

 

  • 塗装の剥がれや膨れ
  • 外壁のひび割れ
  • カビやシロアリの発生
  • 雨漏りの発生

 

すぐに雨漏りが起きることはありませんが、チョーキング現象が起きたら外壁塗装を検討するタイミングと覚えておきましょう。

外壁にひび割れが起きている

外壁にひび割れが起きている場合も塗装するサインですが、ひび割れの大きさによって塗装のタイミングが異なります。主な外壁のひび割れは、以下の2種類があります。

 

ひび割れの種類

特徴

塗装時期の目安

ヘアークラック

・塗料の劣化が原因

・塗膜表面の小さなひび割れ

・ひび割れの初期段階

外壁塗装を検討し始める

構造クラック

・外壁材の劣化が原因

・建物の壁や基礎部分に起こる大きなひび割れ

早急な処置が必要

 

ヘアークラックならばすぐに外壁塗装をする必要はありませんが、放置しておくと構造クラックの原因になります。定期点検で様子を見ながら外壁塗装を検討し始めましょう。

 

構造クラックを放置すると、雨漏りや建物内部の腐食の原因になります。最悪の場合は建物倒壊の恐れがあるため、

早急にクラック補修と外壁塗装をする必要があります。

外壁の汚れやコケが目立つ

 

外壁の汚れやコケが目立ってきたら塗装をするタイミングです。塗装後数年は塗料の表面がツルツルしているため汚れがつきにくいですが、劣化が進むと表面がデコボコになり汚れがこびりついて落ちなくなります。

 

 

さらに防水機能も失っているため外壁材に雨水が染み込んでしまい、ジメジメした環境になってコケが繁殖しやすくなります。特に日の当たらない箇所は、注意してチェックしましょう。

 

 

汚れやコケは見た目が悪くなるだけではなく、放置しておくと外壁材を劣化させる原因になります。こびりついた汚れやコケは水洗いでは落とせないため、汚れやコケが目立ってきたら外壁塗装を検討し始めましょう。

シーリングの剥がれやひび割れが起きている

 

シーリングの剥がれやひび割れは、外壁材を劣化させる原因となります。外壁材自体に劣化症状が見られなくても、塗装タイミングの目安のひとつになります。

 

シーリングとは、サイディング材のつなぎ目、サッシや窓まわりに注入されているゴム材のことです。紫外線や雨水の影響で劣化します。

 

弾力のある素材で、外壁の収縮からひび割れを防ぐ役割をもっています。外壁材を長持ちさせるために必要不可欠なもので、劣化が起きた場合は早めの対処が必要です。

 

放置しておくと雨水が侵入し、外壁材を腐食させたりシロアリが発生する恐れがあります。建物内部まで雨水が侵入すると雨漏りにつながるため、外壁塗装と合わせてメンテナンスを検討しましょう。