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外壁塗装の時期(・o・)

こんにちは(‘Д’)🌟

高松市外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店

北村塗装店です🐘

 

今回は外壁塗装の時期についてお話しをしようかなと思います(・o・)

 

外壁塗装を行う適切な時期は、外壁の劣化状態によって判断することが正しいです。

一般的には10年前後とされていますが、お家の立地環境によって劣化の進行度合いが変わります。

劣化状態を正しく判断するための知識を身につけましょう。

 

外壁の劣化状態と、塗装時期の目安についてご紹介します。

劣化状態 特徴 塗装時期の目安
チョーキング 手に外壁の色が付く現象で、塗装の劣化を示す初期症状です。 チョーキング発生からおよそ3年以内
カビ・コケ 塗装が劣化し、外壁に水分を含むようになると、カビやコケが発生します。 カビ・コケ発生からおよそ2年以内
コーキングのシワ 太陽光の紫外線により、コーキングが硬化しシワになります。 前回のコーキング施工から5年~10年の間*
コーキングの破断 コーキングの硬化が進み、完全に割れてしまった状態です。 早急*
外壁の反り 外壁の防水性が劣化し、雨水を吸収、乾燥を繰り返すことで外壁が反ってくる症状です。 およそ1年以内
外壁のクラック 外壁の防水性の劣化により、クラックと呼ばれる小さなヒビが入ってしまった状態です。 およそ1年以内
外壁の割れ(0.5mm以上) 外壁のクラックが大きくなり、0.5mm以上の割れが入ってしまった状態です。 早急
塗装の膨れ・剥がれ 前回塗装の塗料の膜が、膨れてしまったり剥がれてきてしまった状態です。 劣化箇所の補修(早急)※前回塗装から10年前後の場合、全面塗装

*コーキングを補修する際には、塗装も一緒に行うことで、メンテナンスタイミングを合わせ、コストも抑えることができます。

上の表がおおまかな目安となります。築年数と、お家全体の劣化状態を総合的に判断し、部分補修や全体塗装を行うべきかを決めます。

各症状について詳しく解説いたします。

・チョーキング

外壁を手で触った際に、色のついた粉が付く現象です。塗料の樹脂(防水機能を発揮する成分)が紫外線により劣化し、顔料(色の成分)が露出してしまっているためです。

防水性能が劣化してきている初期症状になります。

・カビ、コケ

外壁の防水性が劣化したことにより、外壁が水分を含むようになり、カビやコケが繁殖するようになります。

放置してしまうと、外壁の劣化を早めてしまいますので、柔らかいタオルなどで除去するか、塗装工事を行いましょう。

・コーキングのシワ、破断

コーキングは、サイディングの目地材として主に使われているものです。新しいものは、柔らかく柔軟性がありますが、紫外線により劣化し硬化します。

シワになっているのは、硬化が始まっている症状を示しています。破断してしまうと、雨水をお家の中に入れる原因となってしまうので、早急にメンテナンスが必要です。

・外壁の反り

外壁の反りは、サイディングに起こる現象で、外壁材が雨水を吸収、乾燥を繰り返すことにより生じます。

反りが大きいと、その部分から雨水が内部に侵入することもあります。釘で打ち直すことである程度戻りますが、反りが大きい場合には外壁の張り替えとなります。

・外壁のクラック

外壁にできた小さなひび割れをクラックと言います。防水性の劣化により、外壁が雨水を吸収、乾燥を繰り返すことで生じます。クラックから雨水が侵入し、劣化が進行しますので、塗装工事を行う必要があります。

クラックは、塗料では埋まらないため、補修をしてから塗装工事を行います。

・外壁の割れ(0.5mm以上)

小さなクラックを放置することによって生じた0.5mm以上の外壁の割れは、早急な塗装工事が必要になります。雨水がお家の内部に侵入してしまうため、内部劣化を招きます。

・塗装の膨れ、剥がれ

前回塗装が膨れてきたり、剥がれてきた状態です。塗装の劣化と、施工不良が主な原因となります。

膨れや剥がれた箇所から、劣化が進行しないように補修を行う必要があります。外壁全体の劣化が進行していない場合には、部分補修で済ませることもあります。

外壁全体が劣化している場合には、再塗装を行う必要があります。