塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 現場ブログ

HOME > 現場ブログ > 塗装について > 外壁カバー工法とは?

外壁カバー工法とは?

塗装について外壁・屋根塗装 2023.07.17 (Mon) 更新

こんにちは(‘Д’)✊

高松市外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店

北村塗装店です🐘

 

外壁カバー工法とは、モルタルやサイディングなどで作られた住宅外壁に、新しいサイディングボードを重ね張りしてリフォームを行う工法です。

ほとんどのサイディングボードの耐用年数は30年で経年劣化で塗装などではリフォームできなくなっているので上から重ねてしまおうと言う工事です。

既存の外壁をそのまま残して施工することができるため、解体および廃材を処分する手間がかからず、比較的短期間で安価に外壁リフォームを行うことができるでしょう。

サイディングボードには窯業系サイディングや金属サイディング、木材サイディングなど、色々な種類がありますが、重ね張りで用いられるのは薄くて強度の高い金属サイディングが主流となっています。

これは、カバー工法では既存の外壁材を残したまま施工するため、窯業系サイディングや木材サイディングでは外壁の重量が増えすぎてしまい、耐震性が低下することが理由です。

 

今ある外壁を解体せず、その上に新しい外壁を張るのがカバー工法です。

重ね葺き(かさねぶき)ともいいます。

カバー工法を行うと、外壁の耐久性・防水性が上がり、見栄えも改善されることがメリットです。

ただし外壁が2重張り状態になるため、外壁下地の通気性を確保できない場合もあり、施工方法には十分な注意が必要です。

撤去費用・廃材処理費がほとんどかからないため、リーズナブルな方法です。

また、今の外壁にアスベストが使われていて、特殊処理撤去費用を抑えたい人にも向いています。

一方で、外壁の重みが増すため構造体への負担は大きくなるというデメリットも見逃せません。

修理に火災保険が使えないことも頭に入れておきたいものです。

張替え

張替え工法は、これまでの外壁材を解体・撤去して、新しい外壁材を張る工法です。

建物の外観を美しくして、耐久性や防水性を高められます。

一度、外壁材を解体するため、下地材補修もできるのがメリットです。

金属系だけでなく窯業系など、外壁材を自由に選べます。

デメリットは、カバー工法よりも工期が長くなり、費用が高いという点です。

外壁塗装

外壁塗装は、現状の外壁の上から塗装する方法です。

塗料には様々な種類があり、種類によって得られる効果が異なってきますが、主なものとして防水性や耐候性、耐汚性や防カビ性などが挙げられます。

外壁塗装のメリットは何と言っても工期が短く費用も抑えることができる点でしょう。

また、自分好みの色を使用することもできます。

しかし、外壁の状態によっては、そのままの状態に塗装を行うことができない場合があります。

外壁塗装は外壁表面の保護力を高めることは可能ですが、それは適正な下地の上に塗装することが前提です。

既にあるひび割れなどの劣化箇所がある場合は、その修復と下地補修を行なった上で塗装することが求められます。

劣化した状態のままの下地に塗装を行ってしまうと、塗装することにより求められる効果が得られないばかりでなく塗装が剥がれてしまう恐れがあります。