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雨どいとは??

塗装について外壁・屋根塗装 2024.12.02 (Mon) 更新

こんにちは🥰

香川県高松市外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店

北村塗装店です🐘♪

あまどい(雨樋)って聞いたことありますか?

聞いたこともないという人もいれば、聞いたことあるけれど何か分からないという人もいると思います。

あまどい(雨樋)とは、屋根の軒先に設置されているパイプのようなものです。

この雨樋があることで、屋根に降った雨水を集めて、地面の排水口まで運び、うまく排水することができます。

もし、雨樋がなかったら?

もし、雨樋がなければ、屋根に降った雨水は約7mの高さから滝のように流れ落ちたり、

外壁を伝って、下へ流れます。

そうなると、外壁が汚れて劣化を早めることに繋がり、

外壁にひび割れがある場合はそこから水が侵入する可能性もあります。

その他にも屋根の下の地面は穴が空いて、

建物の土台に影響を与える恐れがあったり、

雨による騒音問題が発生したりと雨樋がなかった場合に発生する問題はいくつかあります。

それらの問題を回避するために雨樋は今でも必要とされています。

雨樋はどうやって作られている?

雨樋は、大きく分けて軒樋(のきどい)竪樋(たてどい)分けられており、

どちらもプラモデルのように様々な部品のパーツを組み合わせて作られています。

軒樋(のきどい)とは

軒樋は、屋根と並行になるように設置されている雨樋のことです。

この軒樋が屋根に降った雨水を受け止めて、

竪樋に繋がる集水桝(しゅうすいます)まで水を流してくれます。

竪樋(たてどい)とは

竪樋は、集水桝から縦に設置されている雨樋で、地面と垂直に伸びています。

この竪樋が集水桝で集められた雨水を地面の下水へ流してくれます。

雨樋の修理が必要なタイミングは、どんな症状が現れたとき?

一般的な雨樋は、約15年〜20年くらいで寿命を迎えると言われています。

そのため、約15年〜20年間、一度も雨樋のメンテナンスをしたことがないという人は、

雨樋が寿命を迎えて壊れてしまう前に業者へ連絡しましょう。

また、雨樋は雨が降ったタイミングやその次の日などに簡単に

異変に気づくことができる箇所なので、1年に一度で構いません。

いつもと違うところはないかなと、上を見てみましょう。

そのときに以下のような症状を見つけたら、雨樋の修理が必要なタイミングです。

枯れ葉などのゴミが詰まって、軒樋から水が溢れ出る

雨樋は、雨水以外にも枯れ葉、泥、瓦の破片、風で飛ばされてきた浮遊物などが雨樋に入ってしまいます。

それが集水桝に溜まって詰まりの原因となり、竪樋に流れきれない雨水が軒樋から溢れ出てしまいます。

軒樋から溢れ出してしまった雨水は、お隣さんの家にかかってしまったり、

壁に当たって汚れてしまったり、住宅の土台の劣化を早めてしまうことに繋がる可能性があります。

つまり、冒頭の雨樋とは?で書いた雨樋がない状態と同じことが起こってしまいます。

雨樋の歪み

雨樋の歪みは、紫外線による経年劣化が主な理由となりますが、

大規模な台風や雪が降ったときに雨樋が歪むことがあります。

雨樋は、集水桝に流れるよう多少の傾斜がありますが、樋自体が真っ直ぐなものなので、

滞りなく、スムーズに流れます。

しかし、一度、雨樋が歪んでしまうと、歪んだ箇所が滞りを作って、

水たまりができるようになってしまいます。

さらに雨量が多くなると、歪んだ箇所の水たまりから水が溢れるように地面に直接落ちるようになり、

雨樋のトラブルが発生してしまいます。

この場合も冒頭の雨樋とは?で書いた雨樋がない状態と同じで、

落ちた雨水が跳ねて外壁を汚したり、音が気になったり、

お庭の花や木の根を腐らせる原因なるかもしれません。

ただ、雨樋の歪みは下からの目視では分かりにくいため、

雨のときに雨樋から水が溢れていたら、業者へ調査依頼をするようにしましょう。

継手の破損やズレ・隙間

継手(つぎて)は、軒樋同士を繋げている部品で、接着剤をつけて取り付けています。

この継手からポタポタと水が落ちてきたり、壊れてしまったり、

ズレているように感じたら修理のタイミングです。

継手から上記のような症状が現れる原因は、経年劣化・施工不良の2つです。

もし、業者が施工後、1年も経たないうちに症状が現れたら、施工不良の可能性を疑いましょう。

金具外れ

金具が外れや緩みが起きる原因は、経年劣化や台風などの強い風で雨樋全体がガタガタ揺れたり、

雪の重みで金具がその重さに耐えられずに外れてしまうということが考えられます。

雨樋を支えている金具が外れてしまったり、緩んでいることに気がついたら、業者へ連絡しましょう。

雨樋は、金具の上に設置されているものなので、

支えている金具が壊れてしまっていたら、最悪の場合、7mの高さから雨樋が落ちてしまいます。

何か気になることがありましたらお気軽にお問合せください(^^)/